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麦わらぼうし・出縄喜文

シンポジュウム



 『地域ガバナンスを問う』というシンポジュウムに参加しました。

講師 福島 浩彦氏 前我孫子市長
    石田 芳弘氏 前犬山市長
    片山 善博氏 前鳥取県知事
    新井 家光氏 深谷市長



 福島氏・・・市民による行政のコントロールについて・・・
 直接民主制のほうが本来の価値が高いことを分かった上で間接民主制を運営する。行政の権限やお金をできるかぎり市民に近いところへおいてコントロールする。
そのセイフティネットは住民投票制度である。    
議会について・・・
「質疑」で個々の議員が執行部に陳情し、首長提案に賛否を表明                  するだけの議会か、政策や方針を議員同士が検討し「議会として                   の総意」をまとめ自治体をリードする議会か。もちろん後者をめざ                  すべき。しかし、・・・

 石田氏・・・まちづくりは知識よりイメージのほうが大事。マニュアルでまちを作らない。
 何がもっとも問題か。・・・
 教育である。犬山市は統一テストを拒否した唯一の自治体。
 中央集権・役所依存のおまかせ民主主義の打破。
 そのほか、教育委員会、農業委員会、選挙管理委員会、社会福祉協議会の改革、解体。
 地方議会は・・・
 現状を一言でいうならば、壮大な人材と公費の無駄。・・・・わたしは大きなため息。
        
 片山氏・・・夕張市の破綻は国の無責任と議会の無力。ほんとうは議会の無能力といいたい。
 現行地方自治制度は、直接請求の対象から税条例は除外されている。地方税制        のすみずみまで国法が規定し、自治体のおいて決定する事柄があまりにも少な         い。国に依存する行政執行部と機能低下した議会を保管するものとして、重要事         項の住民投票制度の導入が待たれる。
 最後に、テレビの水戸黄門はなぜすたれないか。悪代官がいて正義の味方がこら        しめるが、根本的な制度改革をやるわけでもないから、水戸黄門が去ると、また悪        代官が出現する。だから、日本を何周しても水戸黄門は終らない。とひにくっぽく         言われた。この件に関しては、わたしの説があります。水戸黄門は一般国民が見        て、現在の政治に対すいる不満のガス抜きになっていると考えています。愚痴をい        い、文句を言いながらも水戸黄門を見てすっきりとする。あたかも自分が悪代官を        やっつけたような錯覚に陥っている。この番組は国策で放映されている。
隠れスポンサーは内閣府か総務省か。だから水戸黄門シリーズは、永遠に不滅です。とわたしは思っています。
シンポジュウム_e0059589_1854141.jpg
・・・        


        
by y-idenawa | 2008-04-20 19:21 | まちづくり
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